ヘア用カラートリートメントの仕組みと、メリット・デメリットとは？
こんにちは！今日は「ヘア用カラートリートメント」について、その仕組みや、
実際に使う際のメリット・デメリットをわかりやすく解説してみます。
当店では極端なブリーチを扱っておりませんので、
ホームケアとしてお伝えしたいと思います。
カラーリングと併用、内部から浸透させるトリートメントなどと併用することで、
少し気分を変えたりできるアイテムだと思います。
手袋と、汚れてもいいタオルなど必須でご紹介しておきます。
残念ながら、白髪にしっかりというのは難しいのが実情。
カラーリングとうまく使い分けてくださいね。
1. ヘア用カラートリートメントの仕組み
ヘア用カラートリートメントは、カラーリング効果を持つトリートメント製品の一種です。
一般的なカラーリング剤とは異なり、髪の内部に染料が浸透して化学的に結びつくわけではありません。
代わりに、髪の表面に色素が付着する形で、髪の色を一時的に変えることができます。
カラートリートメントは、基本的に「染料を髪の表面にコーティングする」作用を持っています。
そのため、髪を染めるプロセスに比べると、ダメージが少ないのが特徴です。
2. カラートリートメントのメリット
(1) ダメージが少ない
カラートリートメントは、髪の内部に直接染料が浸透するわけではないため、
髪のダメージを最小限に抑えることができます。
普通のヘアカラー剤だと、アルカリ性の成分が髪のキューティクルを開かせ、内部に色素を浸透させますが、
カラートリートメントはそのような化学的な処理をしないため、髪に優しいと言われます。
(2) 簡単に使える
自宅で簡単に使えるという点も大きなメリットです。シャンプー後にカラートリートメントを塗布し、数分間置いてから洗い流すだけで、手軽に色が変わります。
※素手遣いは手も色がつくので、
手袋、コーム、汚れてもいいタオルは必須です。
(3) 色の調整が可能
色の濃さやニュアンスを自分で調整できるのもカラートリートメントの魅力。
(4) 髪のケア効果
多くのカラートリートメントには、髪に潤いを与える成分や、ダメージを補修する成分が含まれています。カラーリングしながらトリートメント効果を得られるので、髪の質感を保ちながら色を楽しめます。
3. カラートリートメントのデメリット
(1) 色持ちが短い
カラートリートメントはあくまで髪の表面に色素が付着するだけなので、
シャンプーや日常の摩擦で色が落ちやすいです。
頻繁に使用する必要があり、色持ちが長くないため、持続的に色をキープしたい方には向いていません。
(2) 髪質や色の元に影響される
髪質や元の色によって、カラートリートメントの仕上がりが異なる場合があります。
例えば、白髪に対しては色が入りにくいことがあり、
また、非常に明るい髪色にはなかなか色が乗りにくいことも。
地肌につくと落ちにくいので、毛先などニュアンス的に使うことから始めましょう。
(3) 強い色の変化が難しい
ヘアカラー剤と比べると、カラートリートメントは劇的な色変化を求める場合には物足りないかもしれません。
例えば、ブリーチ後の髪に鮮やかな色を入れたい場合や、
暗い髪色を明るくしたい場合には、カラートリートメントでは限界があります。
(4) 手間がかかる場合も
毎日のように使用して色を維持する場合、使う頻度が高くなり、少し手間に感じることもあります。
特に、色を維持するために何度もトリートメントを使う必要があるため、
手間と時間がかかることも。
4. まとめ
カラートリートメントは、髪に優しく手軽にカラーリングを楽しめるアイテムですが、
その分、色持ちが短かったり、強い色変化を求める場合には物足りなさを感じることがあります。
ですが、髪のダメージを抑えながら気軽に色を楽しみたい方にはポイントづかいなどがおすすめかなと思います。
